あなたと話が噛み合わない原因は「認知特性の違い」にある

Ⅰ-考えながら暮らそう

今回取り上げるテーマはこちら。

話が噛み合わないのはなぜ?

この記事を書こうと思ったのは、前回の記事で紹介したこちらがきっかけです。
僕のメイン仕事の動画制作で得た教訓をまとめた話。

【具体例11選】企画提案で最も大事な"全体設計"の手順
本記事は「企画提案をしなきゃ。でもどっから手をつければいい?」「0→1を生み出すのが苦手」「かっこいいものを作る自信はあるけど言語化して説明できない 」というクリエイター、企画提案を担当することになった人に向けた「武器」を提供します。

カンタンに言えば、プロジェクトの目的からブレないものづくりをするためには、最初に「提案の下書き」を見せて「この中ならこれだな~」とお客さんに言ってもらうと成功率が上がるよ、って話。

ところがこの方法、たいていはうまくいくんですが時々全然うまくいかなくて迷走するときがあるんです。
今回はその原因のひとつかも、という事実を知ったので書きました。

前置きはここまで。

○相性の悪い部下がいる
○話が噛み合わない取引先がいる
○パートナーと打ち合わせ通りコトが進まない

という人に向けた解決の糸口を提供します。

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人にはそれぞれ生まれ持った思考や認知の好みがある

体型や声と同じように、思考の仕方にも個性があるらしいのです。
それは「認知特性」と呼ばれ、大きく6つに分類されるんだということをこの本を読んで知りました。

認知特性とは、神経心理学の分野ではよく使われる言葉です。ひと言でいうと、「外界からの情報を頭の中で理解したり、整理したり、記憶したり、表現したりする方法」です。  同じことを聞いても、誰もが同じように理解するわけではありません。同じ結論を持っていても、同じように表現するわけでもありません。人にはそれぞれ生まれ持った思考や認知の好みがあるのです。

あなたの認知特性はどのタイプ?

本書の中で自分の認知特性を知る方法が紹介されています。
一瞬でざっくりと分類するなら、この3パターンから近いものを選んでみてください。

A 子どもの頃、悩まずに絵を描き上げられた

→「見た情報」を処理するのが得意(視覚優位者

B 子どもの頃、読書感想文を苦もなく書き上げられた

→「読んだ言葉」を処理するのが得意(言語優位者

C 子どもの頃、合唱やカラオケで上手にハモれた

→「聞いた情報」を処理するのが得意(聴覚優位者

さらに細かく6つに分類すると

A 視覚優位者

  • 写真のように二次元で思考するタイプ
  • 空間や時間軸を使って三次元で考えるタイプ

B 言語優位者

  • 文字や文章を映像化してから思考するタイプ
  • 文字や文章を図式化してから思考するタイプ

C 聴覚優位者

  • 文字や文章を、耳から入れる音として情報処理するタイプ
  • 音色や音階といった、音楽的イメージを脳に入力するタイプ

自分の認知特性を理解できているか?

自分がどの特性を持つか、答えられるでしょうか?
自分の認知特性を知ることで、適正な職業を知ることができたり、何かを勉強したり記憶したいときにどんな方法を取ると良いかがわかったりします。
たとえば日本史の勉強をする場合。
視覚優位者は図録で、言語優位者は他人に説明することで、聴覚優位者は音声教材で勉強するのが最も効率が良いのです。

先に挙げた本を読むと自分の認知特性を知ることができますが、なんと公式サイトから診断ツール(エクセルファイル)がダウンロードできるみたいです。

ちなみに僕は自分の認知特性を理解できていませんでした。
絵を描いたり映像を作ったりする職業柄、視覚優位者タイプだとばかり思っていたのですが、言語優位者要素の方が点数が高かったのです。

言われてみれば、さっきの「提案の下書き」、絵じゃなくて文字で書いてた!!
目からウロコでした。

他人から勧められた方法やコンテンツが合わない理由

「この勉強法最強だからやってみて!」
「このラジオオススメ!ぜったいハマるよ」
「この本読んで、衝撃を受けた!人生が変わったと言ってもいいくらい」

こんな話を聞いて自分で試してみたもののピンとこない、なんてことも認知特性の違いが原因かもしれません。
「〇〇なら✕✕しなさい」的なノウハウ系の本も、著者の特性に合っているだけで自分に合うとは限らない、ってのも同様ですね。
逆に好みが似ている人は認知特性も近いのかな?とか。

相手の認知特性を想像して話してみよう

「提案の下書き」の話に戻ります。
言語優位の僕としては、文字で一覧できるようにすることで俯瞰的になると思って相手に表を見せていたのですが、これが視覚優位者や聴覚優位者には全然伝わっていなかったのかなと。

もし相手の特性に合わせてこの表を書き換えれば(音にすれば)ピンときてもらえるのかもしれません。

表情で一覧にしてみた(視覚優位者向け?)

 

話が噛み合ってないと思ったら伝え方を変えてみる

というわけで、「この人とは話が噛み合わないな…」と思ったら、伝え方を変えてみると良いかもしれません。

本記事のまとめ

・人にはそれぞれ生まれ持った思考や認知の好みがある
・それは認知特性と言われ6種類に分けられる
・話が噛み合わない原因のひとつに認知特性があるかも
・相手に合った伝え方をすれば改善される可能性あり
以上、認知特性という観点から「話が噛み合わない」を解決できないか?という記事でした。
単純に「好みの問題」で終わらせるんじゃなくて、性質の違いを理解するところまで踏み込めば解決できる問題もありそうです。
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